ホームズに関する店主の活動や雑感を記します。
シャーロッキアン日記 2026年11月2日:The Baker Street Journalの26年秋号が届く
アメリカのホームズ団体ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(BSI)の機関誌『The Baker Street Journal』(BSJ)の2026年秋号(第76巻第3号)が届きました。この号の掲載記事の一覧は、10月5日にBSIの公式サイ...
シャーロッキアン日記 2026年11月1日:「謎解き×バル巡りイベントin東中野【ハロウィンの道化師】」参加記録
10月31日に、東中野で開催された『謎解き×バル巡りイベントin東中野』【ハロウィンの道化師】に参加しましたので、日記にも書いておきたいと思います。こちらのイベントは「【東中野の街全体】を舞台に、参加者自身が探偵となり、証言を集め、推理し、...
シャーロッキアン日記 2026年10月31日:「まだらの紐」の蛇はどこまで不可能なのか(後編):笑う人、疑い直す科学、手を焼いた作者
前編では、ウォフォード大学とケニアの二つの教室から始めて、1946年のボズウェルから1984年のニードルマンまで、この蛇の正体をめぐる議論をたどりました。後編では、2000年代に出た新しい説、この蛇を笑って受け流したシャーロッキアンたち、批...
シャーロッキアン日記 2026年10月30日:「まだらの紐」の蛇はどこまで不可能なのか(前編):二つの教室と、爬虫類学者たちの論争
毎日届くGoogleアラートのなかに、アメリカの大学で「まだらの紐」の蛇を本物の蛇で確かめる授業があった、というニュースがありました。正典のなかでも、この蛇ほど「本当にこんなことができるのか」と言われ続けてきた生きものは少ないと思います。そ...
シャーロッキアン日記 2026年10月29日:「あの女性」の勝利とは何だったのか:原作研究から読む「ベルグレービアの醜聞」論争
アカデミア(Academia.edu)から届いたメールで、ある論文の存在を知りました。Krystal A. FogleとToni Maisanoによる「The New Sexy: A Rhetorical Analysis of Sherl...
シャーロッキアン日記 2026年10月28日:ホームズは科学を先取りしたのか Nature誌のコニコヴァ論考を読む
Nature誌のホームズ論を手がかりにNature誌に掲載されたホームズ論のPDFを手に入れました。マリア・コニコヴァの「Fiction: The science in Sherlock Holmes」です。2017年9月21日号の書評・文...
シャーロッキアン日記 2026年10月27日:宮殿の外のシャーロック・ホームズ:風刺小説、警察官、そして怪盗(後編)
前編では、オスマン帝国のホームズが、まずスルタン、アブデュルハミト2世の宮殿の中で訳され、1908年の第二次立憲政のあとでようやく一般の読者に届いたところまでを追いました。1909年4月にスルタンが退位させられると、宮殿の外に出たホームズは...
シャーロッキアン日記 2026年10月26日:宮殿のなかのシャーロック・ホームズ:アブデュルハミト2世とトルコ語訳の始まり(前編)
先日、1913年のアテネで出たホームズのパスティーシュを調べていたとき、比較のためにオスマン帝国の事情を少し調べました。その途中で、ホームズを愛読したと伝えられるスルタン、アブデュルハミト2世の名前に何度も行き当たり、トルコでのホームズの受...
シャーロッキアン日記 2026年10月25日:ヴェニゼロス首相を救うシャーロック・ホームズ:1913年アテネの匿名パスティーシュ
academia.eduで論文を探していたところ、「"Yunan" Sherlock Holmes(「ギリシャの」シャーロック・ホームズ)」という題の、トルコ語の短い記事に行き当たりました。書いたのはギリシャのミステリー作家フィリッポス・フ...
シャーロッキアン日記 2026年10月24日:AIは「観察」できるか:ホームズの名を冠した二つのAI評価
先日、ホームズの推理をコンピュータや人工知能になぞらえる論文を読みました。「ホームズの頭脳はコンピュータのようだ」という比喩に接して、私は、具体的には何がどう似ているのだろうと考えました。そこで逆に、AIを作っている側の研究者は、ホームズの...
シャーロッキアン日記 2026年10月23日:ホームズはどう扱われてきたか 法学編:顔を見れば嘘がわかるのか、カナダの判事が読む「ボヘミアの醜聞」と「赤髪組合」
先日届いた『Canadian Holmes』2026年秋号(第49巻第4号)の目次を眺めていて、一本の論考のタイトルが気になりました。ジル・ルノー(Gilles Renaud)さんの「The Dancing Men and demeanou...
シャーロッキアン日記 2026年10月22日:『Canadian Holmes』2026年秋号が届く
10月19日の日記で、平山雄一さんの論考がカナダのホームズ団体の機関誌に掲載されたことを書きました。その掲載号である『Canadian Holmes』2026年秋号(第49巻第4号)が、先日わが家に届きました。ちなみに、『Canadian ...
