シャーロッキアン日記

2026年8月13日:ドイルの直筆サイン記事をたどったら思わぬ展開に

先日、ロンドン図書館(The London Library)が1841年から1950年までの会員記録をデジタル化して公開したというニュースを読みました。 ニュースでは、ドイルのメンバー申請フォームの直筆サインがあるというものでしたが、そのサ...

今日のホームズニュース(2026年8月13日版)

8月13日のホームズ/ドイル関連情報を確認すると、ドイルの人物像を掘り下げる読み物、新しい正典翻案、そして各地の舞台公演が目立つ一日でした。とりわけ興味深いのは、『ガーディアン』がドイルとボクシングの関係をかなり丁寧に取り上げていることです...
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2026年8月12日:霧の中のスコットランド・ヤード――ホワイトチャペル連続殺人事件を「危機管理」の視点から読む論文

ホームズが世に出て日も浅い1888年の秋、ロンドンのイーストエンドでは、ある「事件」が英国じゅうを震撼させていました。ホワイトチャペル連続殺人事件、通称ジャック・ザ・リッパー事件です。ホームズ研究の立場からこの事件を眺めるとき、私が興味を惹...
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2026年8月11日:ヴィクトリア朝医学が生んだ光と闇(2)ーホームズとワトスンの対比

前半では、パーマーとプリチャードという実在の毒殺医、蛇毒を用いたロイロット博士、医師資格を持たないカルバートン・スミス、そして切り裂きジャック事件をめぐる検死医たちの論争を辿りながら、ホームズが恐れた「医学知識の悪用」について見てきました。...
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2026年8月10日:ヴィクトリア朝医学が生んだ光と闇(1)―毒殺医師、ロイロット、そして切り裂きジャック

『まだら紐』の暗闇での大気中に、ホームズがワトスンに向かって実在した二人の毒殺医の名を挙げる場面があります。Google Scholar Alertで、これに関連する論考が送られてきたので改めて思い出すこととなりました。論考に登場したこの一...
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2026年8月9日:ホームズ知識のセカンドブレインを作る(3)実装・稼働編

前回・前々回で設計してきたObsidianセカンドブレインについて、今回はいよいよ「実際に手を動かした」段階の記録です。材料の解析、CLAUDE.mdの磨き込み、そして実際のObsidian設定と正典ノートの第一歩まで、思っていた以上に長い...
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2026年8月8日:ホームズの「知識の偏り」は、なぜ食い違うのか——ワトスンの記録を読み直す

Google Alertでお知らせがあったのですが、CrimeReadsに面白い記事が出ていました。タイトルはそのまま「ホームズの雑多な科学知識はどこまで本物なのか」。書いているのはコロンビア大学ではヴィクトリア朝文学・演劇における探偵表象...
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2026年8月7日:1万人のホームズ役者を記録した男─ハワード・オストロムの「A-Z Index」

ロンドン・シャーロック・ホームズ協会(SHSL)の会報『District Messenger』7月号(第466号)に、素晴らしいWebサイトが紹介されていました。それが、1891年から2024年までのシャーロック・ホームズ演者・関連キャスト...
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2026年8月6日:パブの庭のバスカヴィル家―野外劇「An Untapped Tale」

今年の夏、英国各地のパブの庭や屋外会場で、ちょっと変わったホームズ劇が繰り広げられているようです。バーミンガムを拠点とする劇団The Old Joint Stock Theatreによる野外巡演作品、『Sherlock Holmes and...
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2026年8月5日:コナン・ドイル上陸地点の再検証―ポーツマスで聞いた話を思い出す

昨年9月、SHSL(Sherlock Holmes Society of London)のポーツマス・イベント「Ships, Shanties and the Shingle of Southsea」に参加した時のことでした。とある港の一角...
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2026年8月4日:クラブランドの世界(後編)――ワトスンのクラブと、スクリーンの中のディオゲネス

前編では、クラブ文化史家セス・アレクサンダー・テヴォズ(Seth Alexander Thévoz)氏へのインタビュー(ポッドキャスト「I Hear of Sherlock Everywhere」第339回)から、ディオゲネス・クラブの実在...
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2026年8月3日:クラブランドの世界(前編)――ディオゲネス・クラブの正体をめぐって

先日、ポッドキャスト「I Hear of Sherlock Everywhere」の第339回を聴いていて、面白いゲストの回に行き当たりました。ロンドンのクラブ文化史を専門とする歴史家、セス・アレクサンダー・テヴォズ(Seth Alexan...