シャーロッキアン日記

2026年10月21日:他分野はホームズをどう扱ってきたか ゲーム理論 後編:プレイヤーから人物類型へ

前編では、1944年のゲーム理論の古典が「最後の事件」のカンタベリーの場面をどう解いたかを読みました。フォン・ノイマンとモルゲンシュテルンは、ホームズとモリアーティを、名前を入れ替えても成り立つ二人のプレイヤーとして扱いました。個性を捨てた...
今日のホームズニュース

『緋色の研究』朗読劇の舞台写真公開――ベル評伝に新書評、米国では参加型舞台の劇評

10月21日、東京・博品館劇場で上演中の朗読劇『シャーロック・ホームズ~緋色の研究・出会い~』の舞台写真が公開されました。英国ではジョゼフ・ベル評伝『Sleuth-Hound』の書評が相次ぎ、米国ではベイカー街遊撃隊を主人公とする参加型舞台...
シャーロッキアン日記

2026年10月20日:他分野はホームズをどう扱ってきたか ゲーム理論 前編:カンタベリーで降りる確率は60%

先日、アテネ大学(ギリシャ)の研究室が2026年3月に公開した、ある小冊子を読みました。題名はThe Fiction to Action Decision Manual。シャーロック・ホームズ、モリアーティ教授、そしてフー・マンチュー博士の...
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ジョゼフ・ベル評伝が英米で刊行――『四つの署名』朗読版とNetflixドラマ新レビュー

10月20日、ホームズのモデルとなった医師ジョゼフ・ベルの評伝『Sleuth-Hound』が英米で刊行されました。また、ヒュー・ボネヴィル朗読の『四つの署名』が22日から配信予定となっているほか、Netflixドラマ『ホームズ最後の事件』に...
シャーロッキアン日記

2026年10月19日:「ホームズは死んで地獄に落ちた」と書いたドイルの手紙:マットさんとの共著論考を公開しました

10月17日(米国時間)、アメリカ在住のシャーロッキアン、マット・ホールさんが、ご自身のブログ221B Cooeeで、私も一緒に書かせてもらった論考「‘Here are the very letters’ (FIVE): Sherlocki...
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ホームズへのオマージュ漫画『誰が駒鳥逃がしたの?』上下巻が刊行<

10月19日、長篠もきによる漫画『誰が駒鳥逃がしたの?』の上下巻が、イースト・プレスから同時刊行されました。ヴィクトリア朝ロンドンを舞台に、シャーロック・ホームズへのオマージュを織り込んだミステリー・ロマンスです。長篠もき『誰が駒鳥逃がした...
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ジョゼフ・ベル評伝を英紙が詳報――モリアーティの新作映画がニューヨークで世界初上映

10月18日付の英紙『The Scotsman』が、ジョゼフ・ベルの新評伝『Sleuth-Hound』について著者のコメントを交えた記事を掲載し、ベルとコナン・ドイルの関係を詳しく紹介しました。また、モリアーティ教授の若き日を描く新作映画『...
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2026年10月18日:ホームズの印税をソ連に求めた裁判:1958〜59年のモスクワ訴訟を当時の記録でたどる

先日、Marco Mellinaの論文「Sherlock Holmes in Moscow, revisited: Harold J. Berman and US-Soviet legal cultural diplomacy in the...
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2026年10月17日:ホームズは「自閉的」に演じるべきか——Nick LaneとLuke Bartonに聞く、舞台版『四つの署名』

以前、Academiaで届いたTom Ue氏によるインタビュー記事(Blackeyed Theatreの『恐怖の谷』舞台化を扱ったもの)を紹介したことを思い出し、関連する文献を探してみたところ、同じUe氏による一本前のインタビュー記事に行き...
シャーロッキアン日記

2026年10月16日:ハマーの旅行ガイドが作った「ホームズのイングランド」:McLaughlin の論考を読む

この記事は、10月3日の記事の続編です。前回は、文化地理学者の David(Dave)McLaughlin の業績を、初期の発表原稿(ホームズ物語に出てくる杖や懐中時計といった「モノ」を論じたもの)から、博士論文、論文を経て、2024年の単...
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英国でホームズ関連小説2冊刊行――米ミネソタ州では『バスカヴィル』上演へ

10月16日、英国のMX Publishingから、デイヴィッド・ロングによるホームズ短編集『The House of Detectives』と、L・チャールズ・ストリブリングによる女性探偵小説『Scarlett Holmes: The B...
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『シャーロック・ホームズ・ジャーナル』夏号の内容公開――イタリア発の短編集英訳とトム・ベイカー主演音声ドラマの新作

ロンドン・シャーロック・ホームズ協会が機関誌『The Sherlock Holmes Journal』2026年夏号の収録内容を公開しました。また、イタリアの作家によるホームズ短編集の英訳版が刊行され、トム・ベイカー主演の音声ドラマ『Sir...