2026年6月22日:サロンクリスティの「シャーロック・ホームズ」イブニングティーセットを愉しむ

シャーロッキアン日記

早川書房グループが運営するカフェ「サロンクリスティ」は、神田の早川書房本社ビル1階にある、「本好きが集まる場所」をコンセプトとしたカフェで、店名もアガサ・クリスティーに由来しています。

昨年、時期限定で「シャーロック・ホームズ」をテーマにしたイブニングティーセットが提供されたのですが、好評を博したということで、今年も実施されることになりました。

本好きが集まるカフェ「サロンクリスティ」、5月7日(木)より「シャーロック・ホームズ」がテーマの「イブニングティーセット」新メニューを提供開始
株式会社ハヤカワのプレスリリース(2026年4月21日 13時24分)本好きが集まるカフェ「サロンクリスティ」、5月7日(木)より「シャーロック・ホームズ」がテーマの「イブニングティーセット」新メニューを提供開始

特に注目したいのが、監修者です。翻訳家・ホームズ研究家の日暮雅通氏が今年も監修を担当されました。

日暮氏といえば、『シャーロック・ホームズ・バイブル』(早川書房)で第76回日本推理作家協会賞「評論・研究部門」を受賞された方で、光文社の「新訳シャーロック・ホームズ全集」全9巻においてホームズ物語の長篇4作・短篇56作すべての新訳を手がけた、まさにホームズ研究の第一人者です。その日暮氏の監修によるメニューとあれば、行かないわけにはいきません。

メニューを見ると、正典への目配りが随所に感じられます。セイボリーには「『海軍条約文書』より」と出典を明記したローストチキンやキッシュが並び、「緋色チョップドサラダ」は言うまでもなく『緋色の研究』を想起させます。スイーツには「マカロン221B」や「バイオリン型チョコレート」、そしてドリンクには「ライヘンバッハの滝」(ノンアルコール)や「緋色の研究風スパークリング」など、シャーロキアンの心をくすぐる名前が並んでいます。常連メニューとなった「メスシリンダービール」も健在で、日暮氏自身が「私も大好きな」と語るほどです。

また、店内には日暮氏所蔵のホームズ関連商品の展示も行われるとのことで、食事だけでなく展示としても楽しめる内容になっています。

 

昨年も行くチャンスがあったのですが、都合が合わず行くことができず。今年も、海外出張が入る予定だったので、行けないかと思っていたら、出張が延期となり、慌てて予約を入れたら運良く席を確保することができました。

席に案内されると、素敵なメニューが置いてあります。

メニュー

 

こちらが今日のメニュー。

メニュー

食事メニューに飲み物を一杯選ぶことができます。(飲み物は追加注文も有料で可能。)

飲み物は、まずはメスシリンダービールにしました。

メスシリンダービール

 

そうしていると食べ物もやってきました。

イブニングティーセット

 

一番下から食べ進みます。

カレー味のローストチキンには、薬の包みのような紙に入ったスパイスを味変でかけて食べます。

チキンの味変

途中でスコーンを温めてもらえますので、このタイミングで紅茶もいただきました。

 

さらに食べ進み、せっかくなのでホームズにちなんだもう一つの飲み物も頼むことに。

それがこのコカジン。有名な○○○○7%のパロディ、とのこと。注射器で現れます。

コカジン

 

料理もいずれも美味しいのと、ホームズにちなんでいるのが嬉しくて、ちょっとずついただきました。

マカロンに221Bと入っていたり、チョコレートがバイオリンの形になっていたり。

221Bマカロン

バイオリンチョコ

 

食後にふと見ると、かなり貴重な本が置いてあるコーナーが。

貴重本

 

ドイルの直筆原稿を解説した本や、私も持っている番号入りのバーナード・ディビス氏のホームズ&ワトソンカントリー。他にもかなり渋いセレクションの本が並んでいます。おそらく日暮さんの私物ではないかと思いますので、今度あったときに聞いてみたいと思います。

 

こうして2時間ほどの楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。7月からはメニューが変わって、再訴ホームズイブニングティーがあることが発表されていますが、時間帯がちょっと早いので、仕事との関係で来るのが難しそうです。

また来年も開催されることを期待しています。

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