今日のホームズニュース|英国で新作ホームズ・コメディ上演、Bootmakersは「外典」をテーマに研究会

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英国で新作ホームズ・コメディ上演、Bootmakersは「外典」をテーマに研究会

2026年9月12日

9月12日は、英国でコナン・ドイルの二つの短編をもとにした新作ホームズ・コメディが上演されます。カナダのBootmakers of Torontoでは、正典外のホームズ作品を取り上げるオンライン研究会が開催されます。また米国では、若きコナン・ドイルとジョゼフ・ベルを描く舞台など、複数のホームズ関連公演が週末を迎えます。

英国で新作『Sherlock Holmes and the Mystery of the Governor’s Nose』

英国ウスターシャーのMalvern Theatres内Coach House Theatreで9月12日、Jenny Wren Productionsによる新作コメディ『Sherlock Holmes and the Mystery of the Governor’s Nose』が上演されます。

Matthew BassingtonとAidan Mosbyが、コナン・ドイルの「海軍条約文書事件(The Naval Treaty)」と「唇のねじれた男(The Man with the Twisted Lip)」という二つの短編から着想を得て脚色した作品です。名画「The Governor’s Nose」の盗難を発端に、ホームズとワトスンが捜査に乗り出し、ハドスン夫人やレストレードも登場します。

原作をそのまま舞台化するのではなく、異なる正典作品の要素を組み合わせて新しい事件を作り上げたホームズ・パスティーシュです。9月12日19時開演の一夜公演となります。

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Bootmakers of Toronto、「ホームズ外典」を読む研究会

カナダのシャーロッキアン団体Bootmakers of Torontoは9月12日、オンライン研究会「Sherlock Holmes Apocrypha Part 2」を開催します。

今回取り上げるのは、「The Adventure of the Two Collaborators」「The Man With the Watches」「The Case of the Man Who Was Wanted」の3作品。いずれも正典60篇の外側に位置する、いわゆる「ホームズ外典」に関係する作品です。

さらに、ドキュメンタリー系ポッドキャスト『Pretend Radio』のJavier Leivaがゲストとして参加するほか、MX Publishing共同創設者Steve Emeczへのインタビュー第2部も予定されています。前回のインタビューではUndershawやSave Undershaw運動、ホームズ・アンソロジーなどが語られており、今回も出版やホームズ文化の保存活動に関する話題が期待されます。

正典と外典の境界やドイル周辺作品の書誌を考えるうえでも興味深い研究会です。

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フロリダでは『Baker Street Beginnings』週末公演

米フロリダ州ボカラトンのFAU Theatre Labでは、若きアーサー・コナン・ドイルとジョゼフ・ベルを題材にした新作舞台『Baker Street Beginnings』が、9月12日19時と13日15時に上演されます。

Gina Montétによる作品で、1870年代を背景に、若き医学生ドイルがベルの鋭い観察術に触れ、後のシャーロック・ホームズ創造につながっていく過程をフィクションとして描きます。9月5日に世界初演を迎えた作品で、9月20日まで公演が続きます。

開幕時に紹介した作品ですが、この週末も公演が組まれているため、現在進行中のホームズ/ドイル関連舞台として簡潔に記録します。

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テキサスでは『Sherlock Holmes and the Adventures of the Suicide Club』開幕

米テキサス州RichardsonのRepertory Company Theatreでは9月11日、『Sherlock Holmes and the Adventures of the Suicide Club』が開幕しました。9月12日19時30分、13日14時にも公演が行われます。

Jeffrey Hatcherによる戯曲で、コナン・ドイルのホームズとロバート・ルイス・スティーヴンソンの『自殺クラブ(The Suicide Club)』を組み合わせたクロスオーバー作品。ホームズがロンドンの秘密クラブへ潜入し、連続する死の謎を追います。

ドイルと同時代のスティーヴンソン作品をホームズ世界へ組み込んだ翻案として、パスティーシュ/舞台化の観点からも興味深い作品です。

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