まだらの紐

シャーロッキアン日記

2026年10月30日:「まだらの紐」の蛇はどこまで不可能なのか(前編):二つの教室と、爬虫類学者たちの論争

毎日届くGoogleアラートのなかに、アメリカの大学で「まだらの紐」の蛇を本物の蛇で確かめる授業があった、というニュースがありました。正典のなかでも、この蛇ほど「本当にこんなことができるのか」と言われ続けてきた生きものは少ないと思います。そ...
今日のホームズニュース

ドイルと拳闘の意外な関係、そして『バスカ』新グラフィック版

8月13日のホームズ/ドイル関連情報を確認すると、ドイルの人物像を掘り下げる読み物、新しい正典翻案、そして各地の舞台公演が目立つ一日でした。とりわけ興味深いのは、『ガーディアン』がドイルとボクシングの関係をかなり丁寧に取り上げていることです...
シャーロッキアン日記

2026年8月10日:ヴィクトリア朝医学が生んだ光と闇(1)毒殺医師、ロイロット、そして切り裂きジャック

『まだら紐』の暗闇での大気中に、ホームズがワトスンに向かって実在した二人の毒殺医の名を挙げる場面があります。Google Scholar Alertで、これに関連する論考が送られてきたので改めて思い出すこととなりました。論考に登場したこの一...
シャーロッキアン日記

2025年11月11日:『憂国のモリアーティ』21巻を購入

『憂国のモリアーティ』最新刊の第21巻が発売になっていましたので、さっそく書店で手に取りました。 本作はすでに第一部を完結させ、前巻から第二部に突入しています。第一部では、シャーロック・ホームズの正典の世界観を尊重しつつ、その背後にある社会...