スティーヴン・フライが英紙にホームズ論を寄稿――グラナダ版制作資料の復刻、米シャーロッキアン会報の復刊

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10月25日、英紙『The Guardian』にスティーヴン・フライによるシャーロック・ホームズについての寄稿が掲載されました。11月刊行の新作ホームズ短編集にも序文を寄せています。また、グラナダ・テレビ版『シャーロック・ホームズの冒険』の制作資料を復刻した書籍が紹介されたほか、米国ボルティモアではシャーロッキアン会報が約5年ぶりに復刊しました。

スティーヴン・フライが英紙『The Guardian』にホームズ論を寄稿、11月刊行の短編集に序文

英紙『The Guardian』は10月25日、俳優・作家のスティーヴン・フライ(Stephen Fry)による寄稿「Sherlock Holmes altered the course of my whole life」を掲載しました。インタビューではなく、フライ本人が執筆した記事です。

フライは、ホームズの物語が自身の人生に与えた影響を振り返るとともに、ドイルの登場人物が後世の作家によって繰り返し描き直されてきたことを論じています。ホームズの場合、古典的な登場人物を新しい作家が再解釈する伝統は、登場人物そのものとほぼ同じくらい古いと述べています。

記事は、フライが序文を寄せた新作短編集『SHERLOCK: Short Story Anthology』の刊行に合わせたものです。同書は11月5日にSimon & Schuster UKから発売予定。アンソニー・ホロヴィッツ、ケイト・モス、ジョー・ヒル、サラ・ペリー、ジャニス・ハレットら10人による書き下ろしのホームズ短編を収録します。ハードカバーの定価は22ポンド、ISBNは9781398556485です。

情報源:
The Guardian(10月25日)/
Simon & Schuster UK・書籍公式ページ

グラナダ版『シャーロック・ホームズの冒険』の制作資料、デイヴィッド・バークの書き込み付きで復刻

シャーロッキアンのマシュー・ホール(Matthew D. Hall)は10月24日、自身のブログ『221B Cooee』で、グラナダ・テレビ版『シャーロック・ホームズの冒険』の制作資料を復刻した『Dr. Watson’s Baker Street File』の2026年版を紹介しました。

原資料は1983年、プロデューサーのマイケル・コックス、スチュアート・ドーティ、調査担当のニッキー・クーニーらが制作した72ページの内部資料です。今回の復刻版は、初代ワトスン役のデイヴィッド・バーク(David Burke)が所有していた原本をもとに、手書きの注記や書き込みも再現しています。

制作したのは『The Jeremy Brett Sherlock Holmes Podcast』のガス・ホルワーダとルーク・ホルワーダ。英国で開催されたBrettcon 2026に合わせて制作されました。

販売価格は32米ドルで、ルーク・ホルワーダのオンラインショップから購入できます。

情報源:
221B Cooee(10月24日付記事)

米ボルティモアのシャーロッキアン会報『Baker Street in Baltimore』、約5年ぶりに復刊

米国メリーランド州ボルティモアのシャーロッキアン団体Six Napoleons of Baltimoreは、会報『Baker Street in Baltimore』を復刊し、2026年10月号を公式サイトで公開しました。

同会報は2014年春、ジェームズ・アリア(James Area)が創刊。2016年のアリアの死去後はグレッグ・ルビー(Greg Ruby)が引き継ぎましたが、2021年12月を最後に発行が途絶えていました。

今回、C・リアン・ルイーニ(C. Liane Luini)が新たに編集を担当し、不定期刊行として再開しました。公式サイトでは過去の会報とともに、復刊第1号となる2026年10月号のPDFが公開されています。

購読希望者は団体のメールアドレスに連絡することで、今後の会報の配信を申し込めます。

情報源:
Sherlockians of Baltimore公式サイト(会報アーカイブ)

ロンドン・シャーロック・ホームズ協会、27日に推理ボードゲームの特別イベント

ロンドン・シャーロック・ホームズ協会(Sherlock Holmes Society of London)は、10月27日、ロンドンのパブCheshire Cheeseで、ボードゲームを楽しむイベント「The Game’s Aboard!」を開催します。

今回取り上げるのは、ホームズの世界を舞台とした推理ゲーム『Sherlock Holmes Consulting Detective』です。ラクシタ・パテル(Rakshita Patel)の進行で、参加者が3〜4人のチームに分かれ、事件の解決に挑みます。

会場はロンドンの5 Little Essex StreetにあるCheshire Cheeseの2階。19時に集合し、ゲームは19時30分ごろから21時まで行われます。

協会会員とその同伴者を対象としたイベントで、参加費は1人5ポンド。公式サイトから事前予約を受け付けています。

情報源:
Sherlock Holmes Society of London公式サイト(イベント案内)

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