2026年5月9日:ミドルズブラのベイカー・ストリートにあるマイクロバブ「Dr. Watson’s」

シャーロッキアン日記

Xを眺めていたら、魅力的な場所を見つけてしまいました。

 

ミドルズブラ(Middlesbrough)のベイカー・ストリートに、 Dr. Watson’sというお店があるとのこと。ロンドンのベイカー・ストリート221Bではなく、イングランド北東部ティーサイド(Tees河口一帯)の片隅に佇む、小さくも個性豊かなマイクロパブです。

ベイカー・ストリートの「文学的界隈」

このバーはもともと「Slaters Pick」という名称でしたが、2019年末にリブランドされました。その理由は、同じベイカー・ストリートに面した隣近所の店が「Sherlock’s」と「Twisted Lip」という、これまたホームズゆかりの名前を持っていたからで、三軒並んで「ホームズ通り」のようにしたかったというこのようです。 We are Middlesbrough

「The Twisted Lip(唇のねじれた男)」は正典短編の題名であり、「Sherlock’s」はそのままホームズの名。そして「Dr. Watson’s」は、言うまでもなく相棒ジョン・H・ワトスンへのオマージュです。

2016年開業のマイクロパブ「Dr. Watson’s」

Dr. Watson’sは2016年5月に開業したマイクロパブで、住所はミドルズブラ、ベイカー・ストリート10番地(TS1 2LH)。「マイクロパブ(micropub)」というのは、英国で近年広がった小規模・独立系の飲み屋スタイルで、大手チェーンとは一線を画した地域密着の個性を売りにするのが特徴のパブだそう。 WhatPub

ロックダウン中の全面改装とシャーロック壁画

コロナ禍による休業期間を利用して、店は全面的なシャーロック・ホームズ風の改装を実施。男性用トイレには有名な探偵の壁画が描かれ、拡大鏡を手にしたホームズが利用者を「見張って」います。共同オーナーのSarah BestとJohn Paul Spenceは、この男性トイレに「少しユーモア」を取り入れたかったと述べており、店内外を飾る壁画は「最初から自分たちのビジョンだった」と語っています。 Teesside Live

訪問者のレビューによれば、内装はヴィクトリア朝の自転車からキャノン(正典)の新聞記事の断片まで、ホームズ関連の小道具や意匠が随所に散りばめられており、ヴィクトリア朝ロンドンへの小旅行のような雰囲気だといいます。 Tripadvisor

ネット上での情報によれば、現在の営業時間は水曜・金曜・土曜・日曜のみの週4日営業です(木曜・月曜・火曜は定休)。ミドルズブラ駅から至近で、バス路線も近くを通っているようなので、アクセスはよさそう。ロンドンからであれば鉄道でヨーク乗り換え、ミドルズブラまで約3時間。こちらのみならず、他の2件のホームズ関連パブと合わせて、ティーサイド地方のホームズ探訪という旅行も面白いかもしれません。

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