10月21日、東京・博品館劇場で上演中の朗読劇『シャーロック・ホームズ~緋色の研究・出会い~』の舞台写真が公開されました。英国ではジョゼフ・ベル評伝『Sleuth-Hound』の書評が相次ぎ、米国ではベイカー街遊撃隊を主人公とする参加型舞台の劇評が掲載されています。また、ロンドン・シャーロック・ホームズ協会による元警察幹部の講演と、ポッドキャスト『I Hear of Sherlock Everywhere』の新エピソードも紹介します。
博品館劇場『シャーロック・ホームズ~緋色の研究・出会い~』、初日の舞台写真を公開
10月21日、サンライズプロモーションは、東京・銀座の博品館劇場で20日に開幕した朗読劇『シャーロック・ホームズ~緋色の研究・出会い~』の舞台写真を公開しました。
コナン・ドイルの『緋色の研究』を原作に、ホームズとワトソンの出会いを描く公演で、脚本は木村美月、演出は荒井遼が担当。初日の20日には、小林裕介、幸村恵理、仲村宗悟、小林竜之、ペイトン尚未が出演しました。
公演は10月25日まで、出演者を日替わりで上演します。22日は鈴木達央、小泉萌香ら、23日は高橋広樹、夏川椎菜らが出演。料金は全席指定8,000円、立ち見席7,000円(税込)です。
情報源:
サンライズプロモーション・10月21日発表(舞台写真あり)/
公演案内
ジョゼフ・ベル評伝『Sleuth-Hound』、英紙が新書評を掲載
10月20日、英紙『The Scotsman』が、リンジー・フィッツハリス(Lindsey Fitzharris)の新刊『Sleuth-Hound: The Case of the Real Sherlock Holmes』について、ディーン・ジョブ(Dean Jobb)による書評を掲載しました。同紙は見出しで本書を「masterful」と評しています。
書評では、ホームズのモデルとなった医師ジョゼフ・ベルの診察技術に加え、病院の衛生管理や消毒法の普及、看護の専門職化への貢献を紹介。エディンバラの警察医ヘンリー・ダンカン・リトルジョンと協力した犯罪捜査についても取り上げています。英紙『The Times』も、ベルとホームズの関係を扱う書評を掲載しました。
同日、米国の文芸サイト『Literary Hub』には、米国版出版社Farrar, Straus and Girouxから提供された本書の抜粋が公開されました。抜粋では、ベルが診察や保険加入者の医学的審査において発揮した観察力と推論について、具体的な逸話が紹介されています。
情報源:
The Scotsman(10月20日)/
The Times/
Literary Hub(10月20日)
米ケープコッドで上演中の参加型舞台『The Baker Street Irregulars』に地元紙が劇評
10月20日、米マサチューセッツ州の地元紙『Cape Cod Chronicle』が、Cape Cod Theatre Company/Harwich Junior Theatreで上演中の『The Baker Street Irregulars: A Scandal in Bohemia』の劇評を掲載しました。
テレンス・ディックス(Terrence Dicks)の『The Baker Street Irregulars』と、トレイシー・マック(Tracy Mack)の『Sherlock Holmes and the Baker Street Irregulars』をもとに、ブライアン・ロア・エヴァンズ(Brian Lore Evans)が脚色・演出した作品です。
ベイカー街遊撃隊の子どもたちがアイリーン・アドラーをめぐる事件に挑む物語で、観客が劇場に入った時点から演技が始まります。休憩時間には観客の子どもたちが舞台に上がり、登場人物に質問することもできます。劇評を執筆したエイミー・タリアフェリ(Amy Tagliaferri)は、子どもたちの演技や観客参加型の演出を評価しています。
公演は10月16日から11月8日まで。会場はウェスト・ハーウィッチの105 Division Streetにある同劇場で、通常は金・土曜19時、日曜14時開演。10月31日は14時公演のみです。予約は劇団公式サイトまたは電話(508-432-2002)で受け付けています。
情報源:
Cape Cod Chronicle(10月20日)/
Cape Cod Theatre Company公式公演案内
ロンドン・シャーロック・ホームズ協会、元警察幹部による捜査手法の講演を開催
ロンドン・シャーロック・ホームズ協会(SHSL)は10月21日、元警察警視正で犯罪小説家のネヴィル・ブラックウッド(Neville Blackwood)による講演「From Real Detective to Crime Novelist: What Sherlock Holmes Got Right… and What Has Changed」を開催します。時間は英国時間19時から20時までです。
ブラックウッドは殺人事件、組織犯罪、人身売買、潜入捜査などを担当した経験を持ち、2026年には犯罪小説『Covert』を刊行しています。
講演では、ヴィクトリア朝から現代までの犯罪捜査の変化を取り上げ、ホームズの捜査手法のうち現在も通用する原則と、現代の警察捜査では異なる方法が採られている点を比較します。
情報源:
Sherlock Holmes Society of London・公式講演案内
『I Hear of Sherlock Everywhere』第344回、ドラマ『SHERLOCK』の視聴者調査を紹介
米国のシャーロッキアン向けポッドキャスト『I Hear of Sherlock Everywhere』は、10月15日に第344回「The Lasting Impact of Sherlock」を公開しました。
ゲストは、会計士からアーティストに転身したキンダル・ポッツ(Kyndall Potts)。BBCのドラマ『SHERLOCK』をきっかけにホームズ作品に関心を持ち、同作の視聴者を対象に調査を実施した経緯を語っています。
調査には1,000人以上が回答し、ドラマ視聴前後のホームズ作品への関心や経験について尋ねています。結果は2026年3月に米国デイトンで開催された「Holmes, Doyle & Friends」会議で発表され、2027年には『The Sherlock Holmes Review』に掲載される予定です。
番組ではこのほか、映画評論家クリスチャン・モンガードによるガイ・リッチー監督の2009年公開映画『シャーロック・ホームズ』の批評も収録しています。番組の長さは約77分です。


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