ホームズの新たなアニメシリーズが開発中であるというニュースが入ってきました。

ハリー・キング・テレビジョン社が、同社CEOのニコラス・サーコム氏による小説シリーズを原作とした、大人向けアニメ『Animated Sherlock』(仮題)を制作発表しました。
本作の最大の特徴は、ワトスンがストランド・マガジンに発表した事件録は、ヴィクトリア朝の道徳観に合わせて編集・検閲された「浄化版」であり、本シリーズではその”未検閲版”が描かれる――という設定。
原作小説シリーズは、その「検閲されていない真実」を描くという、趣向の正典を大胆に再解釈した大人向けパスティーシュで、大人向けの内容となっています。各シーズンは一つの事件を軸に展開し、ドイルの正典をベースにしながら、ホームズ、ワトスン、モリアーティなどの登場人物の背景を掘り下げていく構成とのこと。
監督のデイビッド・リップマン氏は、アニメ映画『シュレック』『シュレック2』や『レン&スティンピー・ショー』などを手がけた経歴を持ちます。脚本にはマイケル・ライアン氏とティム・ジョン氏が加わっています。
サーコム氏は「アニメという形式を選んだことで、これまで以上に想像力豊かでスケールの大きなホームズの世界を描くことができる。タイムレスでありながら全く新しい、キャラクター、ユーモア、冒険に満ちたシャーロック・ホームズの世界を作り上げていきたい」とコメントしています。
現時点では配信・放映時期は未定とのことですが、どのような作品に仕上がるのか、続報が気になるところです。正典のパロディ・パスティーシュは長い歴史がありますが、アニメという形式で大人向けに挑戦するという試みは、なかなか興味深いアプローチです。
大人向け、というのも、パロディ・パスティーシュのジャンルとしてはあるのですが、あまり多くはないという印象なので、そういう意味でもどのようなできあがりになるか興味深いところ。
いつ、どうやって配信されるのか分からず、日本でも見られるのかは不安なところですが、引き続きフォローしていきたいと思います。
*アイキャッチ画像はAIが作成したイメージ画像であり、これから製作されるアニメとは無関係な画像となっています。

コメント