2025年11月21日:The Baker Street Journalの秋号が届く

シャーロッキアン日記

Baker Street Irregularsという、シャーロッキアン団体があります。

会員になるには招待を受けなくてはならないため、会員になるのはかなりハードルが高いです。

そのBSIの機関誌がThe Baker Street Journalです。こちらは、会員でなくとも年ごとに購読の申し込みをすれば、読むことができます。

私も数年前からBSJを購読していますが、年に4回送られてくるのが楽しみでなりません。

そんなBSJが本日届き、まずは黙示を見てパラパラと読んでみました。

 

黙示はこのような感じでした。

The Editor’s Gas-Lamp

編集者のガスランプ

 

Discovery: Ettie Stettheimer, The First Lady of Sherlockian Parody

発見:エッティ・ステットハイマー ― シャーロッキアン・パロディの第一人者

Daniel L. and Eugene B. Friedman

 

Rolling on the River in The Sign of the Four

『四つの署名』における川の物語

Bruce Harris

 

It Wasn’t the Band: The Use of “Gypsies” in the Canon

バンドではなかった:正典における「ジプシー」の扱い

Anna Brindisi Behrens

 

A Study in Solecisms

言語誤用の研究

Damian Thompson

 

Rathbone, Bruce, and the BSI (Part I)

ラズボーン、ブルース、そしてベイカー・ストリート・イレギュラーズ(パート1)

Jerry Kegley

 

Sherlock Holmes the Stoic

ストア派としてのシャーロック・ホームズ

Erik Deckers and StoicDan Lampert

 

The Detective and His Strad

探偵と彼のストラディヴァリウス

Charles Blanksteen

 

Gender Bender: Reimagining Holmes and Watson

ジェンダーの転換:再構築されるホームズとワトソン

Paul Bishop

 

Oscar Wilde and the Aesthetic Sherlock Holmes

オスカー・ワイルドと美学的シャーロック・ホームズ

Ron Levitsky

 

Carbonari or Camorra?

カルボナリか、カモッラか?

George Skornickel

 

The Commonplace Book

コモンプレイス・ブック(抜き書き帳)

 

Baker Street Inventory

ベイカー街インベントリー(記録・備忘録)

 

Letters to Baker Street

ベイカー街への手紙

 

Sherlock Holmes Klubben i Danmark’s 75th Anniversary Dinner

デンマークのシャーロック・ホームズ協会 75周年記念ディナー

 

“Stand with me here upon the terrace…”

「ここ、テラスの上に私とともに立ってくれ…」

 

Whodunit?

誰がやった?

 

全編英語なので、読むのには結構気合いがいりますが、聞いたことがある著者の記事は読んでみたいと思いますし、デンマークホームズクラブはイギリスでも75周年を祝ってましたが、BSJでも取り上げられているようです。

季刊なので3ヶ月で読むにはちょうどよいのでしょうか。でも、ロンドンのSHJもあるし、カナディアンホームズも来るし、マガジンも来るので、かなり読み物がたまっていきます。

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