池田邦彦さんといえば、『カレチ』などの鉄道漫画で有名なのですが、実はシャーロッキアンでもあり、そのものズバリのタイトルの『シャーロッキアン!』という作品も書かれています。

こちらは女子大生の原田愛里が、シャーロッキアンである大学教授の車路久と出会い、シャーロッキアンになっていくというお話です。(ものすごく単純化しました・・・)
他の作品と同様、深く正確な知識に基づいた描写に加えて、人情の機微を十二分に捉えた作風は、この『シャーロッキアン!』でも健在でした。
そんな池田邦彦さんが、シャーロック・ホームズのパスティーシュ漫画を開始するとのニュースに接しました。
そのタイトルは『北西鉄道事件 シャーロック・ホームズの未公開事件記録』。
その第一回目が、『コミックバンチKai』で本日から連載開始されています。
池田さんが得意とする鉄道とホームズということで、どのような謎解きが展開されるのか、どんなヒューマンストーリーが展開されていくのか、目が離せません。
個人的には単行本派なので、連載終わってコミック化されるまでまとうかと思いましたが、ウェブ連載でもあるし、どんな感じなのか見たかったので、第一話を読んでしまいました。
冒頭は221Bの部屋でのホームズとワトソンの会話シーンからスタートし、ホームズがワトソンに関するあることを言い当てるという、正典ファンにはお馴染みの幕開けとなります。
そこにロンドンとスコットランドを結ぶ二つの鉄道会社の競争に関する依頼人が訪問し、話が動き出していきます。
競争が始まって7年と書いてあったので、時代は1890年前後と思われます。
最期には作品解説でパスティーシュについても書かれていて、本作の位置づけや、背景なども分かります。
次回を読みたくなるラストでしたので、次の話も楽しみにしたいと思います。

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