2026年1月19日:『Cooking for Sherlock Holmes and Dr. Watson』

シャーロッキアン日記

先日紹介した『英国流ティータイムの料理帳』は、じゃっかんこじつけ的なところもありますが、ホームズ作品に登場する食べ物をヒントに、英国料理のレシピを紹介してくれるというものでした。ただ、全体的にはクリスティやハリー・ポッターなどの英国ゆかりの作品と関係するものの一部としてのホームズということで、ホームズ絡みは数品となっていました。

 

純粋にホームズだけを扱った料理本はいくつか出ていますが、日本語にも翻訳されている次の二つが有名でしょうか。

『シャーロック・ホームズ家の料理読本【復刻版】』

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『シャーロック・ホ-ムズとお食事を: ベイカ-街クックブック』

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特に料理読本はハードカバーから文庫、復刻版まで様々なバージョンで出され続けています。

 

私自身も料理が好きなので、こうしたホームズ×料理という分野には大変興味があるところです。

そんな私が、先日のニューヨークでのBSIウィークエンドのイベントの一つ、ミステリアスブックショップの地下書庫公開で、こちらの本を見つけてしまったとあっては、買わずにはいられませんでした。

 

著者のWilliam S. Dorn氏は、1999年からのBSIのメンバーでもあるそうで、そんな彼の作ったレシピ本ということで、レシピ数は60,そのすべてに正典が割り振られています。

もちろん正典にそのまま登場している料理ばかりではなく、出てくるキーワードをヒントに可能性のある料理のレシピを記しているという形となっています。その関連するキーワードが登場する正典の一節が各レシピの冒頭で引用されています。

パン、デザート、メイン、ペーストリー菓子、サラダ、サイドディッシュ、スープ、前菜の各カテゴリーに分かれていますので、一通りのコースを作ることも可能となっています。(コースと言ってしまいましたが、イギリス料理でのコースがどんな構成なのか、実はあまりよく理解してないかも)

スパイラル製本ということで、キッチンで開いて置けるので、料理しながら参照しやすいということからはとても実用性の高い本でもあると思います。

 

ホームズ好きで料理好きな方にとっては楽しめる一冊だと思います。

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