注文していた『シャーロック・ホームズの捜査術』が届きました。
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著者のエドモン・ロカールはフランスの法医学者・犯罪学者です。1910年にリヨン警察犯罪研究所を設立するなど、科学捜査の父とも呼ばれているそうです。
彼の生涯は『科学捜査とエドモン・ロカール フランスのシャーロック・ホームズと呼ばれた男』で描かれています。
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ロカール自身も子どもの頃ホームズに夢中になっていたそうで、本書では、そんなロカールがシャーロック・ホームズの捜査術について解説しています。
なお、本書は『小説の捜査官、研究所の捜査官』という本のホームズに関する箇所のみを翻訳したものとなっています。
大きく分けると前半は科学捜査、後半は理論についてとなっています。科学捜査は、ホームズが実際に使っていた手法として足跡、動物の足跡、車輪の跡、指紋、血痕、侵入者の形跡、筆跡鑑定、暗号解読、煙草の灰の識別、泥の分析、身元の特定などについて、ホームズが事件の中でどのように活用したかが紹介されています。
後半の理論については、相手の思考、身なり、忘れ物、犯行現場の痕跡などからどのように推理を組み立てたのかについて解説されています。
本の一章だけの翻訳ですので、分量としては多くはありませんが、操作術としてコンパクトにまとまっていて読みやすいと思います。
類書では、『シャーロック・ホームズの科学捜査を読む』や『科学探偵 シャーロック・ホームズ』などもあります。
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読み比べてみると面白いかもしれません。



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