いよいよイギリス旅行が近づいてきました。
ほぼ予定は決まって、残るのはイーストボーンの行き帰りのチケットをどうするか、イーストボーンでの動き方、丸一日いるロンドンでの日程です。
前にも描きましたが、ロンドンでの一日は午前10時半にシャーロック・ホームズコレクション@ヴィクトリア図書館が入りました。あとは切り裂きジャック博物館には行きたいと思っています。おそらくあと2カ所ぐらいは回れそう。
聖バーソロミュー病院に行きたかったのですが、ホームズとワトソンの出会いを記念したプレートがある博物館はまだ改修で閉館中とのこと。
BBC『シャーロック』でおなじみにスピーディーズカフェは、数年前に行ったことがあるのですが閉店日だったので中で食事ができなかったのでもう一度トライしてもいいかも。
あとはせっかく行くので古本も購入したいところ。ネットでも調べたのですが、そういえば先輩シャーロッキアンの北原尚彦さんの『古本買いまくり漫遊記』に海外編もあったなと思いだし、縦積みにしていた本の山から抜き出してきました。(崩すことなく取り出せてよかった)
早速読んでみると、さすが北原さん、ロンドンの新刊、古本の書店をかなり回られている様子が分かります。
有名処ではマーダーワンがあるのですが、すでに閉店してしまっております。私が現地にいた時はまだかろうじて開いていたのですが、そのときですらホームズコーナーは地下の棚一つちょっとということでやや寂しい状況でした。同じく紹介されているベーカー街のメモラビリアもすでに閉店しています。やはり行けるときに言っておかなければなりませんね。
上記の本を読むと、それ以外にも何カ所か古書店はあるようです。北原さんと違って、私の古本の興味の対象はホームズを中心に非常に狭いので、ホームズがありそうな記載がされているところをいくつかリストアップして訪問してみたいと思っています。
北原さんの行ったところを抜き出してみました。
トテナム・コートロード
- ヘンリー・ポーデス・ブックス:格調高い本
- ラブジョイズ:バーゲン本。ミステリあり。
セシルコート
- グリーニング・バーランド:稀覯書ばかり置いている店。ミステリ初版本あり
- ナイジェル・ウィリアムズ・レアブックス:ミステリ系では割と有名。
- ピーター・エリス:ミステリ系の古書が大充実。
ラッセルストリート
- クイント:ドイル関係そこそこあり
ボンド街
- ビブリオン:古書モール
もちろん20年近く経ってるので、マーダーワンのように閉店してしまっている処もあると思いますし、品揃えも変わっている可能性もあります。最新情報については確認していきたいと思っています。
ネットでも調べてみたところは次のようなところもよさそうです。
コベントガーデン
- クライムインストア:ホームズ含めミステリ好きにおすすめ
- Forbidden Planet:新刊。シャーロック関連もあるようす。
気がついたのですが、本書に収録されている北原さんのロンドン古本旅は2007年5月とのこと。私、そのときまさにロンドンにいましたが、前年にJSHCに入ったばかりでしたので、まだ北原さんとは面識もなかったので残念でした。
それと、シャーロック・ホームズ博物館については、ホームズのすべてと同じようにやや厳しい見解(?)も書かれています。
シャーロック・ホームズ博物館へ行くことに。告白すると、実はわたしはここへ入るのは初めて。いや、入ろうと思えばいつでも入れたんだけど、自分の意思でこれまで来ていなかったのです。どうしてかというと、商売重視なのがミエミエで、シャーロッキアンに不評だったのですよ。(P214)
やはりシャーロッキアンにとってはやや微妙な施設、ということになりますね・・・。いや、まあ、頑張っているのだとは思いますが。
そうそう、今日はほしかった本を注文してしまいました。なかなか見つからなくて、見つかっても値段がかなりするので、これまで見送ってましたが、古本価格も一向に下がらないので、このまま待っても値段は上がることはあっても下がらないだろうな、ということで、ちょっと高めでしたが買うことに。到着したら、また紹介したいと思います。
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