2025年8月17日:BSIトラスト主催講演会、「名探偵ホームズ」Pop up Shop通販開始、ロンドンホームズコレクション、投稿原稿執筆

シャーロッキアン日記

今日は珍しく予定らしい予定が入っていないので、のんびりと家で過ごしていました。時間がたくさん使えたので、ホームズ関連でのいろいろなことがはかどりました。

1.BSI Trust主催講演会に登録

昨日も紹介したIHOSEからのメールで、BSI Trustの今年の講演会についての案内がありました。(冒頭のイメージはBSI Trustのサイトから借用)

BSI Trustというのは、BSI関連の情報のアーカイブの役割を持つ組織と言えばいいのでしょうか。こちらのサイトで様々な情報を蓄積するとともに、毎年の講演会なども主催しています。

The Baker Street Irregulars Trust
News and information about the history of the BSI.

今年の講演は”Marry Him or Murder Him: William Gillette’s Sherlock Holmes.”というタイトルで、お話しされるのはS・E・ダリンガーさん。内容はホームズを演じた俳優として最も有名な俳優の一人、ウィリアム・ジレットに関することになります。
タイトルはドイルがジレットにホームズをいかようにもしていい、と言ったことに由来していますね。
ダリンガーさんはBSI会員で、演劇史とオペラ上演を専門とする研究者、かつジレット・キャッスル州立公園友の会のボランティア歴史家でもあるそうです。ジレット・キャッスルというのはジレットがコネチカット州のイーストハドラムに建てたお城で、現在は州立公園として公開されています。(行きたい場所リストの一つでもあります。)

講演会はこちらのページから登録ができます。

The Baker Street Irregulars Trust: Register for the 2025 BSI Trust Lecture
Registration is now open for the fifth annual BSI Trust Lecture. This free Zoom webinar is open to everyone but does req...

昨年はマティアス・ボストレムさんの講演でとても楽しいものでしたので、今年も楽しみにしたいと思います。

ただ問題は時差。アメリカの午後で日本時間の朝3時からというのは結構大変。さらに、その前の日の夕方にイギリスから帰国する予定のため、起きていられるか心配です。あるいは、むしろ時差ボケで3時に起きられるとよいのですが。

2.「名探偵ホームズ」Pop up Shop通販開始

「名探偵ホームズ」のリバイバル上映にあわせて展開されている書泉グループによるオリジナルグッズ販売のPop up Shop。いくつかの本屋さんで先日開始されているのですが、開始直後に訪れたクラブの方曰く結構売り切れが多かったとのこと。再入荷も不定期なので入手は諦めていたのですが、通信販売も開始されたとのこと。

名探偵ホームズ POP UP SHOPグッズ通販 - SHOSEN ONLINE SHOP
鉄道・バス、アイドル、格闘技(プロレス)、のりもの、コミック・ラノベ、精神世界、占いなどの、趣味人に向けた専門性の高い書籍を豊富に取り揃えております。

さっそくアクスタを中心に注文してみました。特に品切れなどはないようで選ぶのはすんなりなのですが、届くのは12月(!)とのことで、その頃には買ったことも忘れていそうな予感。

リバイバル上映の方でもトークイベントがあるようなので、チケット販売がされたら申し込もうかと思っています。

3.ウェストミンスター市シャーロック・ホームズコレクション

引き続き9月の旅の準備をしているところです。航空券、ヒースローからポーツマスへのバスチケット、全ての工程のホテルについては手配が終わりました。(今日もこれを書きながら、SherlockS1E1で出てきたレストランの予約ができたり、ポーツマスからロンドンのチケットが予約できたり、イーストボーンへの往復の鉄道チケットが確保できたりと、かなり進展がありました。)

ロンドンに丸一日(2泊3日の真ん中の日でフルで1日使える日)過ごせる日があり、どこに行くかを考え中。
せっかくSHSLのイベントに行くので、関連しているところで思いついたのがシャーロック・ホームズ・コレクション。マリルボーンから引っ越ししたということは記憶しているのですが、ネットで調べてもリンク先のサイトがダウンしていたりで、現状がよく分かりません。

ナショナルギャラリーの裏手あたりに引っ越したという記憶だったのですが、ヴィクトリア図書館にあるとかメイフェア図書刊にあるという情報もあり、やや混乱気味。

日暮雅道さん著の「シャーロック・ホームズ・バイブル」に書いてあったような気がしてめくってみたら、

「2013年にマールバン図書刊からウェストミンスター・レファレンス図書館に移転し、その後メイフェア図書館に移った」(448ページ)

と書かれていました。2022年の出版なので、その後引っ越してなければメイフェアにありそうです。しかしヴィクトリア図書館のサイトにも記載がある(そしてリンクはダウンしている)のはどういうことなんでしょう。

ロンドン・ホームス協会のキャサリン・クックさんが司書をされていたので、おそらくポーツマスでお会いできるだろうからそのときに聞いてみようかと思ったのですが、閲覧には予約必須ということだったので、場所の確認も含めて事前にメールを送ってみることにしました。

調べてたら、キャサリン・クックさんのインタビューを見つけました(日本語)。

シャーロキアンが誘う知的遊戯の世界 - 英国ニュース、求人、イベント、コラム、レストラン、ロンドン・イギリス情報誌 - 英国ニュースダイジェスト
シャーロック・ホームズ・シリーズを愛読するあまり、学問として研究してしまう「シャーロキアン」と呼ばれる人たちの世界をご紹介。

ホームズ界隈について詳しく書かれているなと思ったら、それもそのはず、ロンドンと日本のクラブにも入っているロンドン在住シャーロッキアンの清水健さんが著者として紹介されていました。ロンドン留学時にホームズパブやクライテリオンを案内していただきました。

4.「ホームズの世界」への寄稿

編集委員もやりながらですが、一般投稿部門に記事を投稿する予定です。昨年も共著で投稿したのですが、今年も同じ共著者で、テーマも関連するもので考えています。

写真入れて3ページぐらいなのですが、なかなか着手できていなかったのを早く完成させたく書き始めました。しかし書き始めると迷うもので、情報を確認したり、自分の行動の記録を振り返ってみたりで、意外と時間がかかります。

締切は8月末。共著者との調整もありますので、早めに仕上げたいと思っています。

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