2026年1月17日:『英国流ティータイムの料理帳』を読む

シャーロッキアン日記

先日、e-honで注文して近くの本屋さんで入手した本が『英国流ティータイムの料理長』でした。

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帯にもありますが、ホームズをはじめとする英国発の作品に登場するレシピが大集合とのこと。ホームズにティータイムのレシピがあったかなと思い出しながら読んでみました。

本書の構成としては、ティータイム用セイボリー、みんなでシェアする料理、ティータイム用スイーツ、みんなでシェアするデザート、ドリンクという章ごとに、料理の紹介とレシピが掲載されているのですが、レシピの末尾で英国で生まれた小説やドラマ、映画との関連がコラムとして紹介されています。

おめあてのシャーロック・ホームズについても、クレソンのサンドイッチ、ブドウとクルミのサンドイッチ、ガチョウのファルシ、マリガトーニスープ、ショートブレット、フリュイ・コンフィのパウウドケーキの計6品で紹介されていました。

シャーロッキアンの方はメニュー名を見ても、ピンとこないと思います。というのも、これらの料理がそのままホームズ作品で登場しているという訳ではないからです。

例えば、サンドイッチについてはいくつかの作品で言及されていますが、必ずしもクレソンだったりブドウとクルミだったりの具材までは説明されていませんし、ガチョウのファルシから青い紅玉がでてきたと書かれていますが、正典ではファルシからとは書かれていません。他も含め少し空想の羽を伸ばした感がありますが、特に気になるものでもないと思いますし、こうして具体的な料理としてレシピや完成品の写真があると、ホームズを読むときの参考にもなると思います。

 

一つ注目したのはマリガトーニスープ。ちょっと前ですが、書泉さんの企画で、「ワトスンくんのお気に入り マリガトーニースープ〜カレー味の羊肉スープ〜」が発売されているのです。

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本書でもマリガトーニスープはワトソンがインドから持ち帰ってメアリーやホームズと楽しんでいたとして紹介されていました。

書泉さんの企画は24年の3月でしたが、本書の原書の発売は2024年10月ということで、同じ年に同じ文脈でマリガトーニーに着目されていたのは面白い偶然ですね。書泉でのスープ発売は『シャーロック・ホームズ家の料理読本(復刻版)』の発売に合わせたもので、同書にもレシピが紹介されています。やはりワトソン博士のお気に入りとして紹介されているのは本書とも共通しているところです。(ただしホームズは見向きもしなかったと「料理読本」には書いてありました。)

 

本書のレシピは簡単ながら作りやすそうに書かれていますので、今後、いくつか実際に作ってみたいと思っています。

一時期スコーンを焼くのに凝っていたり、アイルランドでおばあちゃんにキャロットケーキを教えてもらったりもしたのですが、本書にお登場していますので、復習もかねて本書のレシピで試してみたいところです。

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