ちょっと遅れたクリスマスギフトがイギリスから届きました。
郵便局の配達はもう終わったと思っていたら、暮れも押し迫った本日30日にポストに入っていました。
私もメンバーになっているイギリスのホームズ団体、Sherlok Holmes Society of Londonの機関誌『Sherlock Holmes Journal』の冬号です。
今年は久しぶりにロンドン協会のイベントにも出て、他の会員の方々とも交流できましたので、年内に届いてくれた喜びもひとしお。
今号の内容は以下のようなものです。(まだすべて内容を読めてないので翻訳については暫定ということで。)
巻頭論文:変容するホームズ
編集部から
「不可能を排除したとき……―20世紀初頭におけるシャーロック・ホームズ翻訳の事例 アントニヤ・プリモラック
消えゆく指紋事件 ダニエル・レッデン
セバスチャン・モラン大佐を追え クリフォード・S・ゴールドファーブ
MXブックス社『新シャーロック・ホームズ短編集』10年史 デイヴィッド・マーカム
殺人へと続く緋色の糸―イアン・シンクレア著『ホワイト・チャペル、緋色の追跡』における緋色の研究
クリケットの試合での恋人の奇妙な事件 オリー・ランダル
「私にはこう思える……」オーベロン・レッドファーン
イベント報告:年次クリケット試合/読書家同盟/改革派ディオゲネス・クラブ/船・シャンティ(船乗り歌)とサウスシーの浜辺(協会の秋の遠足)/リチャード・ランセリン・グリーン記念講演/ゴードン博物館および記念講演/協会映画上映会
演劇評:ローラ・スパークス、スティーヴン・ウォレス、マーク・ジョーンズ
私は雑食的読書家:マシュー・ブース、ランス・パーキン、マーク・ジョーンズによる書評
ウィグモア街郵便袋(読者投稿欄)
上でも書いた、秋のポーツマス旅行についても早速記事化されていました。1ページにまとまっていましたが、当時の様子を思い出すには充分でした。
あと興味深かったのは、MXブックス社のパスティーシュ集の10年を振り返るデイヴィッド・マーカムさんの記事。内容もなのですが、マーカムさん自身がホームズ巡礼旅に関する本を書いているようであることが冒頭で書かれていました。調べてみたのですが、どのタイトルの本なのかが分からず。アメリカのシャーロッキアンの人々に聞いてみようかと思っています。
そして、地理学の次に関心があるかもしれないホームズ対切り裂きジャックものとしては、イアン・シンクレアのジャックものの本の論評があります。
また、最初の記事で1900年代初期のホームズのクロアチア語への翻訳について調べているのですが、調べたらクロアチアのホームズシリーズにはほとんど別のストーリーになっているものがあり、その一つに切り裂きジャックものがあるとのこと。(冒頭の今号の表紙もそのクロアチア語シリーズの表紙絵からとったものでした)この源流がどこにあるかも書かれていて興味深いところでした。
まだ読んでない記事もたくさんあるので、ちょっとずつ読んでいきたいと思います。



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