2025年10月12日:青森県弘前市で日本シャーロック・ホームズ・クラブ全国大会開催

シャーロッキアン日記

本日は年に2回の日本シャーロック・ホームズ・クラブ(JSHC)の全国大会が開かれました。

大会はJSHCの公式行事のうち、最も重要なものの一つ。年に2回春と秋に開催されますが、春は東京、秋は地方で行われることが多くなっています。

秋の大会は全国各地を訪問してその町を楽しめるとともに、大会での発表や記念品もご当地にちなんだものが多く、こちらも楽しみの一つとなっています。

今年の秋の大会は青森県弘前市での開催となりました。

地方での大会をどこで行うのか、毎年の悩みではありますが、できるだけまだ開催したことがないところを選ぶといった大まかな方針はあります。一方で、これまで大会を開催していないのは地元に住んでいるクラブ会員があまり居なかったりといった事情もありますので、新しい県で開く際は近隣の県に住む会員の方々が準備に尽力していただいています。今回も仙台支部の皆さんに準備をしていただき無事開催されました。(仙台は東北ではありますが近隣というには離れていると思いますのでいろいろとご苦労があったと思います。感謝です)

 

今回の大会での発表は、ホームズに関連する弘前にゆかりのある人の紹介とJSHCの創設者の一人である小林司さんの生誕の地ということで小林さん関連の発表がありました。ここでは詳細は割愛しますが、いずれの発表も初めて知ることばかりの内容で、大変刺激に富んだものでした。

太宰治も含め弘前出身の明治から昭和にかけての人々がいかにホームズに関係していたのか、調べるのも大変だったと思いますが、貴重な資料も引用していただきつつ、どんな人物でいつどこでホームズと関わりがあったのかがつまびらかになっていくのは爽快でもあります。

小林司さんは、JSHCの呼びかけ人、主宰者ですが、私自身は一度お目にかかったことがあるだけで、あまり深いお話ができず残念です。高校生ぐらいから小林さん・東山さんによるシャーロック・ホームズの研究本を読み始め、頭の片隅にはいつもクラブのことがあったのですが、入るまでに時間がかかってしまいました。もう少し早く入っていたらと悔やまれます。

 

今回の大会も大成功で楽しめましたし、私自身も始めて訪問する弘前(青森も)でしたのであちこち巡り歩いて楽しめました。

次回東京大会は昨年秋に続いて実行委員として開催側になりますので、参加者に愉しんでもらえるようにしっかりと準備していけたらと思っています。

 

冒頭の写真は青森大会の記念品だった「ホームズ&ワトソン 金魚ねぷたクラフトキット」。こちらは組み立ててあるものですが、記念品は自分で組み立てるというもの。実物は金魚ねぷたがディアストーカーをかぶってたり、ワトソンの髭があったりととてもチャーミングで部屋に飾りたい気持ちはいっぱいなのですが、開封するのがもったいなくていつ組み立てる踏ん切りが付くのか不明です。しばらくは子の写真で愉しむことになりそう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました