2025年10月9日:221Bの表札

シャーロッキアン日記

今日も台風の影響はあまりなく、暑くもなく寒くもないちょうどいい感じでした。

 

さて、ホームズとワトソンの下宿先と言えば221Bですが、表札はどうだったのか気になるところです。

私もBBC『シャーロック』が好きなこともあり、あの221Bのドアの表札を入手してしまいました。

 

 

ダウニーJrの映画『シャーロック・ホームズ』でも、BBC『シャーロック』でも、ドアの表札に221Bと書かれているのは共通しています。

しかし、本来は建物の中で221のAとかBとかが区分けされているものなので、ドアには221だけでいいのではないかという考察もあります。

 

昨日も紹介したレスリー・クリンガー氏は、コンサルティング・ディテクティブならぬ、コンサルティング・シャーロッキアンとも言われており、著作だけではなく、映画・テレビドラマへの助言もしています。ダウニーJrの『シャーロック』への監修もしていたそうなのですが、表札は221だけにすべきだ、と何度も指摘したにもかかわらず、製作陣はやはり221Bの方が馴染みがあるのでBをつけるべきと主張し、最後はおしきられてしまった、と寂しそうに話しておりました。

 

私自身、BBCと同じ真鍮製の221Bを入手してしまっていたのですが、確かに本来のあり方とは違うのかもと思うに至りました。クリンガー氏は、ダウニーJrとエノーラ・ホームズにはアドバイザーとして変わっていたそうですが、221Bとしてしまったのは忸怩たる思いがある様子でした。

ちなにに、エノーラ・ホームズのPart3も制作中だそうですが、監督が替わったからか、お声がかからなかったとのこと。また、BBC『シャーロック』はあまりお好みではないようです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました