今日は一日在宅で仕事をしており、外勤の予定もなくなったので外に出たのはゴミを出したときのみ。
窓を開けて過ごしていましたが、ちょうどいい気温だったと思います。
さて、以前も紹介したPodcast番組、『I Hear of Sherlock Everywhere』の更新の案内が来ました。元々はPodcastで聞いていたのですが、その充実の内容による満足感とボーナスコンテンツがもらえることもありPatreonで月1ドルのサポーターになりました。さらにSubstackでもフォローしているので、あちこちから更新の案内が来て忘れることがありません。
もう一つの短い番組であるTriflesの方は20分ちょっとと短いので隙間時間にこまめに聞くのですが、IHOSEは1時間以上の回が多くなかなか一気に聞くことができません。
今回の更新はデンマークのシャーロック・ホームズクラブについて。実は、先日参加したロンドン・シャーロック・ホームズ協会のポーツマスでのイベントにデンマークの方々が来られていたということもあり、夕方一気に聞いてしまいました。
デンマーク・シャーロック・ホームズ・クラブ
今回のロンドン協会のイベントにデンマークのクラブの人が参加していたのは、デンマークのクラブ創設75周年だったからだとか。ロンドン協会よりも少し早くできたのだそうです。
そんなこともあり、デンマークのクラブの会長さんが、ポーツマスの二日目の夜のディナーで、デンマーク・シャーロック・ホームズ・クラブの歴史を説明してくれる講演がありました。
ディナーでの講演の様子
更新されたIHOSEがデンマークに関するものだったので、ポーツマスで講演してくれた会長のミアさんがゲストなのかと思ったら、別の会員のクリスティアンさんが呼ばれていました。映画関係のお仕事をされているそうです。
内容ですが、かいつまむと次のような感じ。
- クリスティアンさんのホームズとの出会いは、生まれたときに母親がベビーベッドにホームズ、ヒッチコック、ドナルドダックの本を置いてくれた。その三つが人生に影響している。
- 好きなホームズはブレット。その他に好きだったホームズの映画はヤングシャーロック・ホームズとネズミのホームズ。
- クラブは昔は会誌にエッセイを書くか、論文を発表しないとメンバーになれなかった。今はより簡単にメンバーになれる。会費は25ドルくらい
- 会合は大きいのは年に一回一月に行う。今年は75周年で5月に大きなイベントをして海外からもゲストが参加。
- 海外からミーティングに参加したら名誉会員になれる
- 夏にスコーンを持ってピクニックしたり、映画鑑賞会や読書会も
等々。
ねずみのホームズはThe Great Mouse Detectiveと言っていたので、ディズニーのものですね。
番組のパーソナリティのスコットさんが、デンマークのホームズにかんしては、『Scandinavia and Sherlock Holmes』というBSIが作った本があると紹介していました。まだ在庫があるそうです。

ちなみに、この各国シリーズは日本のものもあるのですが、こちらは在庫切れで古本でしか入手できません。掘り出し物も見つからないので、昨年末に思い切って購入してしまいました。おそらく待てば待つほど高くなると思ったので・・・。(という自分への言い訳)

デンマークのクラブも最初は論文を書かなければ入会できなかったけどその後入るのは簡単になったという話で、もう一人のパーソナリティのバートさんが、クローズな会にするのかオープンな会にするかは各国でも議論があるよね、という話をしていました。実は日本・シャーロック・ホームズ・クラブも、かつては論文を書かなければいけなかったり、研究テーマを設定しなければならなかったりということもあり、今の会員の中でも最初は入会するのに躊躇したとの話を聞いたことがあります。今は入会も仕込みをして会費を払うだけです。
今年はニューヨークでもアメリカはじめ各国のシャーロッキアンと知り合えましたし、今回はロンドンの会員の方に加えてデンマークの方にもお会いできました。そして、今回こうした形でデンマークのクラブのことがさらに知ることができたのはシンクロニシティでしょうか。
冒頭の写真はポーツマスで宿泊したRoyal Maritime Hotelです。こちらでディナーと講演もありました。
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