今日も基本的には涼しい一日でしたが、日差しは強く、少し歩くだけで汗をかきました。今年の秋は短いようで、あっという間に冬になるとのことですが、暑さもまだ少し残るようでますます秋が短くなりそうです。
實吉達郎さんのご逝去
Xを見ていたところ、代々先輩シャーロッキアンの實吉達郎さんが逝去されたというポストが上がっていました。
本日9月23日、動物学者・作家でありシャーロック・ホームズ研究家である実吉達郎(實吉達郎=さねよしたつお)さんが亡くなられたと奥さまよりご連絡頂きました。自分が若い頃から大変お世話になり、薫陶を受けた方のお一人で、まことに残念です。葬儀は家族葬のご予定とのことです。(ポスト許可済)
— 北原尚彦@『シャーロック・ホームズの建築』 (@naohikoKITAHARA)
私にとってはシャーロッキアンの實吉さんですが、動物学者でUMAの名付け親ということで世間では有名かもしれません。
私が日本シャーロック・ホームズ・クラブに入会して間もない頃、全国大会の実行委員をしたことがあったのですが、そのときに参加いただいて少しお話ししたのが数少ない接点の一つでした。
大会終了後に懇親会があって準備をしていた時、靴が壊れたので買ってから来る、といって会場を離れたのはいいのですが、なかなか戻ってこられず、突然なぜかスタッフ用の出入り口(だったと思いますが)という突拍子もないところから登場して驚いた、ということが鮮明に記憶に残っています。神出鬼没といったらいいのでしょうか。
ホームズクラブの機関誌『ホームズの世界』に、バスカヴィルケの犬の犬種についての考察の論考を寄稿したのですが、そのときは實吉さんの関連資料を熟読したものでした。
クラブに入った時期が遅かったのと、参加できない時期もあったりして、あまり接点を持てなかったのが残念でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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