2025年8月16日:1月のBSIウィークエンドの思い出

シャーロッキアン日記

今日はこの秋に日本に来る憧れのシャーロッキアンのニュースもありワクワクしていました。詳しくはまたいずれ。

先日の日記でシャーロッキアン活動についてすこしまとめてみたのですが、これまで個人的にどんなことをやってきたのか少し記録にしておこうと思います。

今年のクライマックス(というにはやや早いのですが)としては、1月にニューヨークのホームズイベントに始めて参加するという個人的なシャーロッキアン史に残るであろう出来事がありました。

毎年1月にアメリカのホームズ団体であるBaker Street Irregularsの年次会合があって、会員の方向けのディナーが開催されるのですが、これにあわせて講演会とか、会員以外のディナーとか、ミステリ専門古書店の秘蔵コレクションが公開されたりといったイベントウィークになります。

BSIは会員に推薦されないと会員になれないという英国のクラブ文化的な伝統を持つ団体で、日本人の会員もごく限られています。しかし、1月は会員以外も参加できるイベントも多く用意されているので、会員ではなくても充分楽しめるとのこと。JSHCの先輩方にお誘いいただき、始めて体験してみることとなりました。

非常に限られた期間(木曜出発の月曜帰国)での訪米となったので、限られたイベントにしか参加できませんでしたが、それでも充実した忘れられない体験となりました。

主に3つのイベントに参加できました。

メインとなるのは、いわゆる裏ディナー(?)であるGaslight Gala。BSI会員のディナーが開かれている裏で、非会員の集まりというのがあるのです。こちらは人数制限はあるものの、早めに申し込めば参加が可能。申し込みの仕組みが分かりにくかったのですが、無事に申し込みできて参加できました。

ディナーもですが、個人的に楽しみにしていたのが、ミステリーブックショップという著名なシャーロッキアンであるオットー・ペンズラーさんが経営する本屋さんが、BSIディナーの日だけオープンするという地下書庫への訪問。通常営業の1階の本棚も、ホームズ関係では十分な品揃えなのですが、地下はさらに充実していて、ついつい財布の紐が緩んでしまいました。

買い物と言えばもう一つ、BSIディナーの翌日に開催されるマーチャントと呼ばれる即売会。ホームズ関連書籍を多く出している出版社や、個人が出店を出してそこで品物が買えるというもの。前日のディナーに参加していたBSIメンバーも朝から行列するぐらい品揃えが豊富でした。

気がつけば小さいスーツケース一杯の本を購入してしまい、着替えなどを紙袋に詰めて機内持ち込みにして対応するほど。

そして、各イベントで先輩シャーロッキアンのみなさんに関係者を紹介してもらえたのも嬉しかったですし、二次会(?)として指定されていたバーでのアメリカのシャーロッキアンの皆さんとの交流も楽しい思い出でした。

詳しくはJSHCの月例会でも発表する予定にしています。毎年参加している先輩方を差し置いてNYのBSIイベントについて語るのは僭越ではあるのですが、初参加の興奮と会員ではなくても充分楽しめるイベントだったということをフレッシュな視点でお伝えできたらと考えています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました