Baker Street Irregularsという、シャーロッキアン団体があります。
会員になるには招待を受けなくてはならないため、会員になるのはかなりハードルが高いです。
そのBSIの機関誌がThe Baker Street Journalです。こちらは、会員でなくとも年ごとに購読の申し込みをすれば、読むことができます。
私も数年前からBSJを購読していますが、年に4回送られてくるのが楽しみでなりません。
そんなBSJが本日届き、まずは黙示を見てパラパラと読んでみました。
黙示はこのような感じでした。
The Editor’s Gas-Lamp
編集者のガスランプ
Discovery: Ettie Stettheimer, The First Lady of Sherlockian Parody
発見:エッティ・ステットハイマー ― シャーロッキアン・パロディの第一人者
Daniel L. and Eugene B. Friedman
Rolling on the River in The Sign of the Four
『四つの署名』における川の物語
Bruce Harris
It Wasn’t the Band: The Use of “Gypsies” in the Canon
バンドではなかった:正典における「ジプシー」の扱い
Anna Brindisi Behrens
A Study in Solecisms
言語誤用の研究
Damian Thompson
Rathbone, Bruce, and the BSI (Part I)
ラズボーン、ブルース、そしてベイカー・ストリート・イレギュラーズ(パート1)
Jerry Kegley
Sherlock Holmes the Stoic
ストア派としてのシャーロック・ホームズ
Erik Deckers and StoicDan Lampert
The Detective and His Strad
探偵と彼のストラディヴァリウス
Charles Blanksteen
Gender Bender: Reimagining Holmes and Watson
ジェンダーの転換:再構築されるホームズとワトソン
Paul Bishop
Oscar Wilde and the Aesthetic Sherlock Holmes
オスカー・ワイルドと美学的シャーロック・ホームズ
Ron Levitsky
Carbonari or Camorra?
カルボナリか、カモッラか?
George Skornickel
The Commonplace Book
コモンプレイス・ブック(抜き書き帳)
Baker Street Inventory
ベイカー街インベントリー(記録・備忘録)
Letters to Baker Street
ベイカー街への手紙
Sherlock Holmes Klubben i Danmark’s 75th Anniversary Dinner
デンマークのシャーロック・ホームズ協会 75周年記念ディナー
“Stand with me here upon the terrace…”
「ここ、テラスの上に私とともに立ってくれ…」
Whodunit?
誰がやった?
全編英語なので、読むのには結構気合いがいりますが、聞いたことがある著者の記事は読んでみたいと思いますし、デンマークホームズクラブはイギリスでも75周年を祝ってましたが、BSJでも取り上げられているようです。
季刊なので3ヶ月で読むにはちょうどよいのでしょうか。でも、ロンドンのSHJもあるし、カナディアンホームズも来るし、マガジンも来るので、かなり読み物がたまっていきます。


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