2025年8月15日:いつも聞いているPodcast

シャーロック・ホームズについてあらゆることを知っておきたい、そんな心持ちで日々過ごしています。

昨日紹介したような定期購読している機関誌とか、新刊本、古本を買って読むとうというのもあるのですが、なかなかまとまった時間がとれない状況で、隙間時間の有効活用が重要だと思っています。

歩いているときや満員電車に乗っているとき、寝付けなくてでも明かりを付けて本を読みたくないとき、そんな時にありがたいのがPodcast。ホームズに関するものもいくつか登録しているのですが、是非おすすめしたいものが二つあります。

どちらもBSI(アメリカのホームズ団体です)のメンバーである、Scott MontyさんとBurt Walderさんのコンビによる配信です。

まずおすすめなのはSherlock Holmes Trifleという番組。

Trifleというのは些細なこと、という意味ですが、毎週ホームズに登場する事柄を一つピックアップしてスコットさんとバートさんが掘り下げていくというもの。時間もそれほど長くないので、ちょっとした隙間時間に聞くのにうってつけです。

例えば最新のエピソードではアベ農場でホームズが言った「自分の良心をもてあそぶくらいなら、この国の法律をちょっと曲げてやったほうがいい。」(I have learned caution now, and I had rather play tricks with the law of England than with my own conscience.)という台詞を取り上げて、トークを繰り広げています。

もう一つはIHOSEというちょっと長めの番組。IHOSEはI Hear of Sherlock Everywhereというマイクロフトの台詞からですね。
“I hear of Sherlock everywhere since you became his chronicler.”
「あなたがシャーロックの記録を発表されるようになってから、私はあちこちでシャーロックの評判を聞かされますよ。

こちらはインタビューが中心の番組で、本の作者さんや脚本家さん、俳優さん、著名なシャーロッキアンなどを呼んでホームズに関して語るというもの。

欧米のシャーロッキアン事情に触れられます。

1月にニューヨークでBSI関連イベントに参加してから、アメリカのシャーロッキアンの皆様にも興味が出てきました。やはり現地で実際に会って話するというのは重要ですね。でも、日常的にやりとりすることもないので、このPodcastを聞くことで理解を深めるようにしています。

ScottさんとBurtさんの英語はやさしいので、英語のリスニングの教材としてもおすすめ。関心のある内容だと一生懸命聞こうという気になりますからね。

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