2026年4月27日:Sherlock Showcaseが5月開催

ロンドン・シャーロック・ホームズ協会からのニュースレターで、5月のホームズイベントについてのおしらせがなされています。

そのうちの一つですが、2026年5月23日、ロンドン西部ハマースミスのRiverside Studiosにて、Sherlock Showcase なる一日限りの大型イベントが開催されます。主催はRiverside Studiosと、The Sherlock Holmes Society of London。

ホームズとワトソン博士の世界を、映像・文学・音楽・交流の各方面から楽しめる催しとなっており、これはかなり魅力的です。

会場となる Riverside Studios は、ロンドンの歴史ある複合文化施設。テレビスタジオとしても知られ、近年は映画上映や舞台公演、トークイベントなど幅広い文化発信の場となっています。そんな場所でホームズ尽くしの一日が行われるというのは、うらやましいとしか言い様がありません。

今回の目玉のひとつは、グラナダTV製作、「シャーロック・ホームズの冒険」 の人気エピソード「The Naval Treaty」の大スクリーン上映。もちろん主演は Jeremy Brett。さらに、キャストや制作スタッフによる再会Q&Aまで予定されているとのことで、グラナダ版ファンにはたまらない時間になりそうです。

文学ファン向けの顔ぶれも豪華です。現代ホームズ・パスティーシュの代表格 Bonnie MacBird、ヤング・ホームズ作品で知られる Andy Lane、そして文化史家・放送人として著名な Sir Christopher Frayling らが登壇予定。ホームズ文学が現代にどう継承されているかを知る貴重な機会になりそうです。Andy Laneのヤング・シャーロックシリーズは、ガイ・リッチー監督の『ヤング・シャーロック』の原作となっているので、タイムリーな人選とも言えそうです。(原作というよりもオマージュに近いような気もしていますが)

さらに興味深いのが音楽企画。ヴァイオリニスト Agatha Parkin が、ホームズとワトスンの生涯を讃える新作《Scarlet Airs》を演奏予定とのこと。ホームズといえばヴァイオリン。ここに新たな楽曲が加わるというのは興味深いですね。

加えて、サイン会・撮影会・ベンダーマーケット(物販ブース)も用意されるとのことですから、研究家・蒐集家・一般ファンまで幅広く楽しめる構成です。英国のホームズ活動が、単なる文学研究ではなく、著者、音楽家、映像まで網羅した「生きつづけているコミュニティ」であることを感じさせます。

開催時間は5月23日12:30〜18:00、チケットは20ポンド。ロンドン滞在中の方はもちろん、この日に合わせて渡英する価値すらあるイベントでしょう。時間とお金(特に時間)があれば、私も駆けつけるのですが。

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